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妊娠中は授乳について特に調べることなく出産。「おっぱいは産んだらでるものなのかな?」と漠然と思っていた私。母乳推しの病院だったのもあり、出産後は段々と母乳にこだわるようになっていきました。
双子が同時に寝てくれているわずかな時間も搾乳にあてていて、自分はふらふらの状態。出産後に電動搾乳機レンタルの情報を調べるのも大変で、妊娠中に調べておけば良かったと後悔。
そして何より、ミルクでも母乳でもそれぞれの状況によって選択しても良いことを、当時の自分には伝えたい。
双子妊娠が分かった時にまず調べたのが、憧れの双子用ベビーカーでした。
出産後に購入した縦型の双子用ベビーカー。これで移動が楽になる!と思ったら、ベビーカーで泣き続けるふたご。散歩したら泣き止むよね?と歩くこと30分、40分、、、あれ、1時間経過、、、、。
火がついたように泣き続けるふたごへの周りの視線が痛く、いたたまれない気持ちに。知らなかった!ベビーカー拒否の赤ちゃんがいるなんて!
その後もなかなかベビーカーに慣れず、移動はおんぶ抱っこが中心になりました。産んでみないと分からなかった赤ちゃんたちの個性。
5歳の双子たちは、甘えん坊で今も抱っこが大好きです。
双子を妊娠していることを周りに伝えると、よく「大変だね」と言われていました。心配や気遣いがあっての言葉だったと思いますが、当時の私にとっては「何が大変なのか分からない得体の知れない怖さ」のような感情が残りました。
出産してみないと分からないことはたくさんありましたが、「どんなことが産後起こりうるかを前向きに周りと一緒に考えてみること」で、やみくもに恐れたり不安になったりする気持ちは軽減するかもしれません。
我が家の双子は今5歳。「ママだいすき!」「しあわせだねー!」「ふたごでよかったね!」たくさんのあたたかい言葉を伝えてくれます。お腹の中にいる時から「守らなきゃ」と思っていたふたつの小さな命に、私は今、守られているなあと感じます。