webマガジンMAGAZINE

多胎家庭同士をつなげて、地域とつなぐ-尼崎ふたごLINE-(兵庫県尼崎市)-

fd2b9e66dc3f7b414d7bba91613e8bc2-1715344756.jpg



■今回の記事は…

全国各地にある多胎サークル。行ってみたいと思った時に気になるのが、そこがどんな場所なのかということではないでしょうか。そこで、どんな人たちがどんな想いを持って運営しているのかにフォーカスし、全国の多胎サークルをリレー形式でご紹介していきます。トップバッターは、兵庫県尼崎市で活動する多胎サークル「尼崎ふたごLINE」。4歳のふたごの女の子のママである、サークル代表の槇本由維さんにお話を伺いました。

【”もし支えてくれる人がいなかったら?”自分への問いから始まったサークル運営】

槇本さんがサークル運営を始めたのは、2021年。ご自身のふたごが2歳の頃でした。

私自身、双子育児の大変さを実感していましたが、生活の中に心の支えがあったんです。同じ月齢のふたごを育てているママ友が近所にいたり、散歩中に声をかけてくれてその後も育児をサポートしてくれた方がいたりと、その存在にとても助けられました。

そんな日々の中で「私は支えてくれた人がいたから何とかなっているけど、もしそうじゃなかったら?」と考えることが時々ありました。「もし支えてくれる人が一人もいなかったら、どんなに孤独で辛かっただろう。そんな双子ママもいるかもしれない」と思ったんです。そんな時に尼崎ふたごLINEが立ち上がることを知って、何かお手伝いできることがあるのではないかと想い、手を上げました。

9ce17a872260ee75e4d09857e99c7fcb-1715345121.jpg

【多胎ママパパが孤独にならないことを考えた支援】

「自分が周りに支えてもらったからこそ、今度は支えられる環境をつくりたい」尼崎ふたごLINEには、そんな思いが形になった支援が多くあります。

対面での多胎家庭交流会は移動式にしています。現在は数ヶ所の地域で行っていて、私たち運営側が地域ごとの会場に出向く方法をとっています。移動式にしている理由は、自宅との距離があることで「行ってみたい」という気持ちに蓋をしてほしくないからですね。尼崎は6地区に分かれていて、すべての地区で交流会を開催することが今後の目標です。

そして、LINEを使った情報提供なども行っています。主に多胎交流会の開催情報や行政支援の情報などをお伝えしてる公式LINEと、多胎ママパパに自由にお悩み相談や地域の情報交換をしてもらうLINEオープンチャットがあります。多胎ママパパは育児で忙しく、なかなか情報を自ら調べる時間もないのが現状かなと思います。知っていたら利用できたサポートを知らなくて使えなかったという情報格差をなくしたいという思いからLINEでの情報提供を行っています。

「情報を知らなかった」「誰からも情報を教えてもらえなかった」ということによって、孤独が深まることもあると思うんです。

cb340e3f352d63cdfc35b3dac0b8d1b2-1715345170.jpg


また、尼崎ふたごLINEのインスタグラムには、多胎家庭でも安心して行ける地域のお店情報が載っています。この取り組みの背景には、多胎ママパパから伝えたいメッセージがありました。

ffe7c8b5edf79eb1de2b1846228c7a48-1718155761.jpg


多胎ママパパに「諦めなくても大丈夫だよ」ということを伝えたいと思って始めました。
家の中だけだと息が詰まるから外に出かけたいと思った時に、安心できるお出かけ先を作ってあげたいと思ったんです。だから、双子ベビーカーでもお店に入れるかどうかや、子どもメニューやおもちゃはあるかなど、安心できるポイントを運営スタッフで取材して載せています。

目的地が安心できる場所なんだと事前に思っていれば、「ちょっと大変だけど頑張って行ってみよう」という気持ちになるかもしれない。多胎家庭は何かと諦めがちになってしまうことも多いので、諦めなくてもいい場所が地域に増えたらいいなと思います。

8382e3dba45456b337f4ffc6271d226e-1718155779.jpg

【多胎家庭と地域をつなぎたい】

多胎ママパパが孤独にならないように、さまざまな支援を行う尼崎ふたごLINE。その中でも大切にしているのが、地域とのつながりをつくることです。

多胎ママパパ同士で「育児って大変だよね」と話をすることはもちろん大切なのですが、大変だよねで終わらずに、その先につなげていくことが大事だと思っています。なので、公式LINEはあえて多胎家庭以外の方も登録OKにしています。多胎育児は、家庭の中だけではどうしても限界があると思うので、地域の支援者や多胎育児に関心のある方にどんどん入ってほしいなと思っています。最近は、公式LINEに保健師さんなども登録してくれるようになりました。

また、インスタグラムで多胎家庭でも行きやすいお店を紹介していますが、掲載させていただくお店にサークルのチラシを置かせてもらったり、多胎ママパパがどんなことに困っているのかを話したりする機会にもなっています。地域の方々に多胎家庭の存在を知ってもらいたいという思いがありますね。

地域での輪が広がっていくことで、多胎ママパパがお出かけしやすくなったり、会話が増えたりすると思っています。そして「ここで子育てをしていて良かったな」と思ってもらえたら嬉しいですね。多胎ママパパが安心して行ける場所が増えて、行った先の地域の人たちも多胎家庭が身近になる、そんなつながりをこれからもつくっていきたいです。

fd2b9e66dc3f7b414d7bba91613e8bc2-1715345212.jpg


■尼崎ふたごLINE(兵庫県尼崎市)

・活動場所:兵庫県尼崎市

・HP:https://amagasaki-futago-line.net/

・インスタグラム :https://www.instagram.com/invites/contact/?i=6o20ddzrsqtk&utm_content=nyq62fu

【問い合わせ先】

尼崎ふたごLINE公式LINE
https://lin.ee/H8wE8kr

■インタビュー後記

インタビュー中、槇本さんが何度か伝えてくれた言葉がありました。それは「ひとりじゃないよ、の気持ちをママパパに伝えたい」という言葉。尼崎ふたごLINEには、その想いから生まれた支援がたくさんあります。気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

誰にも否定されず本音が話せる場所!lineオープンチャットで気軽にやり取りできる双子の部屋に参加する。
大人の声が聞きたいときに。音声でいつでも楽しく雑談できるバーチャル空間「oVice」でそばで話しているような感覚になれる双子の広場に参加する。

一覧に戻る

この記事をシェアする

ツイートする
Facebookシェア

KEYWORD

キーワードから記事を探す

SEARCH

お悩みから記事を探す

TOPIC

最新記事

  • 多胎家庭同士をつなげて、地域とつなぐ-尼崎ふたごLINE-(兵庫県尼崎市)-
    多胎家庭同士をつなげて、地域とつなぐ-尼崎ふたごLINE-(兵庫県尼崎市)-
  • 双子ママ座談会「双子の子育て、ざっくばらんにお話しください!」 
    双子ママ座談会「双子の子育て、ざっくばらんにお話しください!」 
  • 支援者インタビュー   これまで出会った多胎ママパパに、今日少しでも元気でいてほしい
    支援者インタビュー これまで出会った多胎ママパパに、今日少しでも元気でいてほしい
  • 【「ふたごハウス」居場所づくりのトライアンドエラー vol.5】 炊いたごはんの提供にも営業許可が必要? 編
    【「ふたごハウス」居場所づくりのトライアンドエラー vol.5】 炊いたごはんの提供にも営業許可が必要? 編
  • 全国の多胎支援情報
  • 多胎ママの声

インタビュー協力者を
募集中の場合がございます

あなたの経験を
未来の多胎ママパパに伝えませんか?
詳しくは公式LINEより
お問い合わせください。

公式LINE
TOP