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<<掲載写真はイメージです。提供:つなげる応援団>>
夫は世間で言う「イクメン」の部類に入る方で、子ども好きだったこともあり、子育てに積極的に関わろうとしていました。
子どもが小さい間、休日は夫にお風呂に入れてもらい、平日も寝かしつけを一緒にすることが多かったです。子どもの抱っこを嫌がることはなかったし、ベビーカーも押したがっていましたね。休日の外遊びは、いつも家族揃って行っていました。
夫は最初、どうしていいかわからなかったみたいだけれど、抱っこをして子どもが泣き止んでくれたり、ニコニコしている顔を見ると、可愛くて積極的にやりたくなったんだろうなと思います。
夫が行ける時には、幼稚園の送り迎えも任せていました。子どももパパが好きだから、パパの日にはテキパキ準備していましたね。同じようにパパが送迎をしている家庭もあったので、夫も影響を受けてちょっとしたことに関わろうってなったのかなと思います。
夫が担当する日、周りのママの反応も「今日はパパさんね〜」って、ママの心配とかではなく、軽くすっと受け入れてくれたこともよかったです。
小学校に上がってから、我が家では勉強を見るのはパパの役目でもあります。「パパの時間がある時は、パパと一緒にやってね」と子どもに伝えています。
学校ではPTAのような、パパの手伝いの会があって、パパがいると子どもが喜んでくれるから、それには参加するようにしています。
あと私がどうしてもできない時は、夫に料理を作ってもらうこともあって。
初めは簡単なお菓子作りからやってもらい、パパと一緒にやると「すごく楽しいね、美味しいね」ってみんなで言いながら少しずつ任せるようになりました。今ではたまにオムライスを作ってもらうこともあります。
私は妊娠を機に仕事をやめていました。パパは家事をすることに苦手意識があったので、私は家事中心、パパは仕事中心、というように2人で話し合っていました。
今は私も仕事に行く日がありますが、夫の家事の負担が増えない程度に働くようにしています。夫には最後のお風呂洗いと、自分の身の回りのことはやってもらうようにしています。
子どもが小さい間は仕事の日でも、夜はできるだけ早く帰ってきてもらうようにしていました。だから朝か夜に、1日1回はちゃんと顔を合わせて会話をできる時間があって、その日の出来事や、子どものことについて話す時間をとれていました。
特に0才代は、子どもの成長が日々変わってくるので「今日はこんなことしたよ、こんなことができるようになったよ」って私だけじゃ勿体無いから、家族にも伝えるようにしていましたね。
我が家はNICUに入院している期間があって、その時に看護師さんから夫への指導をきちんとしてもらえたことが、後々助かっていました。
当時NICUの看護師さんが「抱っこだけじゃだめ、ここはお父さんがやってくださいね。」と、育児をやりたがらない他のパパさんに言っていました。
夫はもとから育児をやりたがっていたけれど、面会に来た時にその様子を見ていたので、私が言わなくても「母乳を飲ますこと以外は、俺の仕事なんだな」と根付いたんだと思います。
NICUでは夫が看護師さんから、おむつ替えや沐浴を丁寧に教えてもらい、鍛えられたから、家でもあまり失敗することはなかったです。
やはり夫婦間で教え合うより、他の専門職の人に教えてもらう方が素直に聞くのかな。今はコロナで面会がなく、その機会がないことは大変だなと思います。
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