Powered byつなげる
|
双子が幼稚園に入園したら働きたいとずっと思っていました。なので、幼稚園に通えることになってからは、実父の仕事を週に数回、在宅で手伝っています。でも少しずつ「身内である父の仕事の手伝いだけではなく、社会とのつながりを持ちたい」という思いが芽生え、就労体験に応募することにしました。
体験したのは、駄菓子屋さんでの仕事です。接客だけでなく、商品のディスプレイや在庫管理などを担当。久々に働いたことで、さまざまなことを感じましたね。
勤務は週3回の数時間だったのですが、帰宅後はすぐに幼稚園のお迎えがあり、時間に余裕がありませんでした。洗濯物がたまってしまったり、掃除ができなかったりしたので、実際に仕事を始めるにはどんな工夫が必要なのかをリアルに考えるきっかけになりましたね。
就労体験前までは幼稚園と家の往復ばかり。世界が狭くてちょっと窮屈に感じることもありました。でも、就労体験で職場の人と話したり、仕事に集中したりすることで、これまでとは違う世界を感じられましたね。「働きながら育児とはまた別な世界も感じられる方がいいな」とわかりました。
就労体験をしてみて、忙しくて余裕がないと感じることもありましたが、仕事という別な世界を持つことで気が楽になったようにも感じましたね。
また、就労体験を通して今後の働き方の具体的なイメージが膨らみました。
「職場は家から近い場所がいいな」
「体験と同じく、まずは週3回の数時間くらいの勤務から始めたいな」
「在宅でもできる仕事はないかな」など、自分の希望や可能性を具体的に考えられるようになったと思います。
今振り返ると、妊娠中から仕事復帰について職場の人と話したり、育児と仕事をどう両立するのかを具体的に考えていたら良かったなと思います。育児をしながらでも仕事を継続できるように、在宅でもできる仕事をリサーチしたり、スキルを身に付けたりすることなども大切かもしれません。
あとは、さまざまなワーママさんの話を聞くこと。ママの性格や子どもたちのタイプ、周りのサポートがあるかないかなどで状況は変わってくると思うので、さまざまな働き方を知ることで選択肢が広がるのではないかと思います。