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三つ子育児だからこそ得られたもの(後編)

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■今回の記事は…

ママの多胎育児のストーリーをお届けするこのシリーズ。今回お話を伺ったのは、初産で三つ子(現在14歳・女の子二人と男の子)を迎えたママ。後編では、これまでの三つ子育児を振り返って思うことをお話していただきました。

三つ子育児で辛かったこと

3人が順番で体調を崩す時は辛かったですね。子どもたちが回復した頃に自分が体調を崩してしまうことが多く、体だけでなく心も不安定になりました。
また、一人一人の個性や成長差があるので、3人のバランスをとるのも難しかったです。それぞれの子のケアを1人で抱え込みそうになったこともありました。でも、成長と共に少しずつ子どもが自分でできることが増えていき、私の不安や焦りも落ち着いていきましたね。

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今も大切にしている、支えになった言葉

育児にしんどさを抱えていた時に、病院の先生から「ものすごく難しいことにチャレンジしていますね」と声をかけてもらったことがありました。これまでは、「大変だね」と言われることが多かったので、先生の言葉はとても新鮮でした。


思いやりの気持ちで言ってくれた言葉だと理解はしているのですが「大変だね」と言われ続けると、自分が普通ではないような、世の中からはみだしているような感じがして孤独感があったんです。でも「大変だね」ではなくて、「チャレンジしているね」という言葉をかけてもらったことで目線が変わりました。「私は、多くの人が経験しないことに日々チャレンジしているんだ!」と前向きになれて吹っ切れました。その言葉は、今でも支えになっています。

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支え合う三つ子同士の関係

小さい頃は、三つ子が3人で遊んでいるところを見て幸せに感じました。14歳になった今は、お互いに悩みを話したり励まし合ったりしている時に「三つ子で良かったな」と思います。

同じ学校の同じ学年なので、お互いの具体的な状況も分かるようです。1人が先生に怒られて落ち込んでいた時、もう1人が「うちのクラスの子も怒られていたよ」と声をかけていたことがありました。それは親ではできないことなので、子どもたち同士で支え合っているんだなと嬉しくなります。

あとは、三つ子が大きくなった今、母1人でも子どもたちを連れて気軽に出かけられることに喜びを感じています。小さい頃は、お出かけのハードルがとても高いですよね。でもその分、子どもたちが成長して、一緒に出かけられるようになるととても嬉しいんです。今は大変でも必ず気軽にお出かけができる日がくるので、ぜひ小さいお子さんたちを育てている多胎ママにも楽しみにしていてもらいたいです。

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三つ子育児は、大きなキャリア

三つ子を育てていることは、私の人生の大きなキャリアになっていると思います。
出産・育児でできないことも増えると思うし、私もそこにストレスを感じることもありました。でも、子育てを通して、その時々の優先順位をつける力がついたり、家族みんなのバランスを見る力がついたりしているんじゃないかな。仕事だけではなく、子育ても自分の強みになっているんじゃないかなと思いますね。

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大切にしたい、家族で食卓を囲む時間

三つ子が中学生になった今、それぞれが習い事などで忙しくなり家族みんなで食卓を囲める日は、週に1度あるかないかくらいです。最近気づいたのですが、多胎家庭は、家族みんなで一緒にごはんを食べられる期間が短いのかもしれません。

小さい頃は私と夫が子どもたちに食べさせるから、みんなで一緒に「いただきます」と食卓を囲んで食べられるようになるまで少し時間がかかります。その上、中学生になると全員が同じ時間にそろうことが難しくなって、一緒に食事ができる時間がどんどん減ってしまう。だからこそ、一緒にごはんを食べて「おいしいね」言える貴重な時間を大切にしたいと思っています。

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■編集部からひとこと
多胎育児で何かを失ったと思うのではなく、「多胎育児だからこそ培ってこられたもの」に目を向けていることがとても印象的でした。また、「家族みんなでごはんが食べられる時間を大事にしたい」という言葉が、大きくなった三つ子のママだからこそ伝えられるメッセージだと思いました。さまざまな年齢の多胎児を育てるママパパと話すことで、新たな気づきがあるかもしれません。LINEオープンチャット「ふたごのへや」や音声でおしゃべりができる「ふたごのひろば」で、全国の多胎ママパパとつながってみませんか?
誰にも否定されず本音が話せる場所!lineオープンチャットで気軽にやり取りできる双子の部屋に参加する。
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