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双子育児を経験しているからこそ、想像できることがある

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■今回の記事は…

「多胎育児」とひと言で言っても、ママによって感じ方や考え方はさまざま。このシリーズでは、それぞれの育児ストーリーをお届けします。今回は、初産でふたご(現在5歳の男女)を迎えたママさんにインタビュー。初めての育児で感じたことを語っていただきました。

出産後に感じた大きなギャップ

私はなかなか子どもができなかったので、双子妊娠が分かった時はとても嬉しかったです。妊娠中はフルタイムで仕事をしており、忙しくて出産後のことを考える余裕もなく、割と楽観的だったかもしれません。その後、帝王切開の予定日2日前に陣痛がきて、37週で出産しました。

妊娠中は元気に過ごしていたのですが、出産後は心身共に落ち着きませんでした。貧血がひどかったことや母乳があまりでなかったことなどで落ち込んでしまって、辛かったですね。妊娠中とは全く違って、出産してから一気に不安が押し寄せてきました。双子は私と一緒に退院して、すぐにワンオペ育児がスタートしました。

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ワンオペ育児を支えてくれたサポーターさん

夫は仕事が忙しく、実家も頼ることができなかったので一人で育児に奮闘。1番辛かったことは、双子がなかなか寝てくれないことでした。双子の一人が本当に寝なくて、それにつられて寝ていたもう一人が起きてしまうという状況でした。どうしたら生活リズムを整えられるのか全く分からず、途方にくれましたね。ねんねトレーニングもチャンレンジしてみたのですが、うちの子には合いませんでした。

子どもが寝ないと私の睡眠時間もなくなるので、しんどかったです。そんな中で心を救ってくれたのが、育児サポーターさんでした。赤ちゃんの頃から双子が幼稚園に入る前まで、週2回ほど利用していましたね。私一人の時は、児童館や公園などに双子を連れて行くことができなかったのですが、サポーターさんが一緒だと連れて行くことができたので嬉しかったです。

自宅にいて一人で双子のお世話をし続けているときは孤独を感じていたのですが、サポーターさんが来てくれる時は「ひとりじゃない」と思えてほっとしました。サポーターさんとは今でもつながりがあって、とてもありがたいと思っています。

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マイノリティを経験して感じた大切なこと

双子を出産して、自分がマイノリティの立場になったと感じることが多々ありました。例えば子どもの予防接種の時。「これを書いてください」と病院で記入用紙を渡されますが、サポートもなくひとりで双子をあやしながら2人分の用紙を書くことがとても大変でした。
また、子どもたちを遊ばせたくても、一人では怖くて公園にさえ連れていけなかったんです。出産前までは気にも留めていなかったことが、こんなにも大変なことなんだと実感しました。そして、なかなか周りに双子育児の大変さを理解してもらえないもどかしさも感じました。

でも、それは多胎育児のことだけではないんですよね。少数派だからという理由で問題が解決されないまま「当事者が頑張ってね」と突き放されているようなことは、多胎育児に限らずたくさんあると思います。だから、社会のさまざまなことに対して想像力を働かせて、自分が知らないことも理解しようとする姿勢を大切にしたいです。

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これから出産するママへ伝えたいこと

子どもたちが一緒に仲良く遊んでいる姿を見ると「双子で良かったな」と微笑ましく思います。歳の差がある兄弟ともまた違う、対等で特別な関係ですね。大変なこともありますが、楽しいことの方が多いと感じているので、一緒に多胎家庭が生活しやすい社会を作っていけたら嬉しいです。

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■編集部からひとこと
「さまざまなことに想像力を働かせて、理解しようとしていきたい」ママさんがお話してくれた言葉が胸に響きました。辛かった経験をそのままで終わらせず、さまざまな課題に対しての想像力の糧にしていることがとても印象に残りました。
誰にも否定されず本音が話せる場所!lineオープンチャットで気軽にやり取りできる双子の部屋に参加する。
大人の声が聞きたいときに。音声でいつでも楽しく雑談できるバーチャル空間「oVice」でそばで話しているような感覚になれる双子の広場に参加する。

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