何を買った？買わなかった？＜ケース９：熊本県・マンション住まい>

■今回の記事は…

何がどれだけ必要？妊娠中にどこまで準備すればいいの？悩める育児グッズ選び。同じ多胎育児でも、それぞれのママの考えに合った選択があります。今回は、初産でふたごを迎えたママにインタビュー。妊娠中から、出産後の育児を想定してグッズ選びをされていました。＜初産・男女のふたご・4歳＞

妊娠中に準備したもの

肌着などの他、腰痛持ちだったので骨盤ベルトと抱き枕を買いました。抱き枕は授乳クッションにもなるので、長く使うことができましたね。あとは、ベビーベッドに敷くマット。頻繁に汚れることを想定して、洗濯機で丸洗いできるものを選びました。オムツ替え用にペットシーツも準備しました。

出産後に用意したもの

必要性を感じて買ったのは、霧吹きです。おしりが荒れてしまうことが多かったので、ぬるま湯を入れて霧吹きでおしりをきれいにしてからオムツ替えをしていました。

あとは、哺乳瓶。病院から4本もらえることが分かっていて、まずはそれで様子を見ようと思っていたので事前には買いませんでした。退院後にやっぱり足りないと気づき、4本くらい買い足しましたね。

双子ベビーカーは、妊娠中になかなかこれ！というものに出会えなかったのですが、出産後にちょうど良いものが見つかり購入しました。横型の双子ベビーカーだったので、事前に家のエレベーターと玄関の幅を測ってから買いましたね。また、双子ベビーカーだけでなく、1人用ベビーカーと1人用抱っこ紐も用意しました。私だけで双子を連れて出かけるのに便利で、双子用のものと使い分けていました。

私のコレ買って良かった！

日よけがあり、座席が回るタイプのチャイルドシートです。土地柄、車移動が多いので必須でした。くるっと回るタイプのものだと、2人の赤ちゃんの乗せ降ろしが楽にできました。寝ていても陽が差すとすぐに起きてしまっていたので、日よけがあるものを選んで良かったですね。

あとは、赤ちゃんの足まですっぽり入るスリープバッグ。それを着ている双子の姿がとてもかわいかったし、足が出ないので寝冷えすることがなく、安心感がありました。

また、部屋にスペースがなかったのでベビーサークルは置かず、木製のパーテーションを購入して空間を区切りました。双子が成長して使わなくなってからも、テレビやパソコンを囲むために活用できて、長く使えています。

あまり使わなかったもの　私の場合

電動スウィングを購入しましたが、我が家の双子には合わなかったようで、全然泣き止まず、寝てくれませんでした。バウンサーは子どもたちに合っていたようだったので、もう1台買い足しました。育児グッズは、赤ちゃんによって合う、合わないがあるんだなと思いましたね。

あとは、ミルクの温度を測る温度計です。私は自分の手に垂らして確かめる方が安心してミルクをあげられたのであまり使いませんでした。

もらって嬉しかったもの

寝冷えしないようにパジャマの上に着せるスリーパーと、子ども用のフード付きバスタオルです。スリーパーがあると、眠っている時に動いて布団がはだけても安心できました。フード付きバスタオルは、入浴後のバタバタしている時にさっと羽織らせられるのでとても便利でした。

出産のお祝いを贈る時は、自分が役立ったと感じたものを用意しています。ママ用のバスローブと子ども用のフード付きバスタオルをセットで贈ることが多いですね。

■編集部からひとこと

初産だとなかなか出産後のことが想像できませんが、妊娠中から様々なことを想定されて育児グッズ選びをされていたママさん。「これは妊娠中に準備しておいた方がいい」「これは出産後の様子を見てから買おう」など、自分なりに判断されていました。また「育児グッズを選ぶのがとても楽しかった！」と明るい声で話してくれたことがとても印象的でした。