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妊娠中は1ヵ月ほど管理入院をしました。コロナ禍での入院だったので、面会もできずとても心細かったです。でも、夫が差し入れを持って頻繁に病院に来てくれていました。直接会うことはできなかったけれど、夫の気持ちを感じることができてすごく嬉しかったですね。義理の両親にも私の両親にも頼れない状況だったので、1番身近にいる夫を信頼することができたことは大きかったです。その後、35週に帝王切開で出産しました。
出産後、双子は1ヵ月ほどNICUに入院しました。退院後は、在宅勤務をしていた夫と育児に奮闘しました。夫は仕事がありましたが、目の前で私が慌てている様子を見て、仕事の合間にかなりサポートをしてくれていましたね。在宅で双子育児の状況を間近で見ていたので、夫は育児の大変さを実感できたのではないかなと思います。
夫はミルクやおむつ替えなど一通りのお世話はできていました。不器用で時間はかかっていましたが、夫婦で育児の時間を共有できていることが私は嬉しかったです。夫は、私の育児の負担を減らそうとなるべくお世話を代ろうとしてくれていました。
夫自ら提案をしてくれて、夜2回目の授乳は担当してくれていましたね。「一緒に育児をする人がいる」ということが、何より心の支えになっていました。
赤ちゃんの時は、夫とケンカもありました。例えば、夫の哺乳瓶の洗い方が甘いということでケンカになったことも。でも、ケンカをしながらお互いの気持ちの擦り合わせをしてきたように思います。出産後は、言い合いをして終わりではなく「じゃあ、今後はどういう風にしていこうか?」という、その先の話し合いができるようになりました。ケンカをひきずらないように意識をするようにもなりましたね。
子どもたちには、ハグなどのスキンシップはもちろん「大好きだよ」と言葉にして伝えることを大切にしています。私は「家族でも、感じていることはちゃんと言葉にしないと伝わらない」と思っています。なので、夫にも双子にも言葉で思いを伝えるようにしているし、みんなにも「言葉で伝えよう」と言っていますね。