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双子の妊娠が分かった時から、今後の生活パターンのことや、部屋の使い方などについて夫と話し合っていました。夫は救急車に乗る仕事をしているので、睡眠時間の確保は大切です。なので、寝室をどう分けるか、どうやって私の睡眠時間を確保するかといったことは具体的に話して、一緒に決めていきましたね。
私の両親も、夫の両親も高齢なので、最初から基本的には夫婦2人で育児をしていこうと思っていました。そのため、育児サポートが必要になることを見越して妊娠中に育児サービスに事前登録をしました。でも、うまくマッチングができず、一度しか利用しませんでしたね。
その時に「自分たちで何とかするしかない」と腹をくくったことで、夫との協力体制ができていった感じがします。でも時々、義理の両親や姉が買い物をしてきてくれたり、入浴の手伝いに来てくれたりと、良い距離感でサポートしてくれたので、とても助かりました。
夫は育児休暇の取得を提案してくれたのですが、話し合って育休は取らないことにしました。私と夫は、どちらも人命に関わる職種です。なので、仕事の重要性もよく分かり、夫に仕事を頑張ってほしいという気持ちもありました。そういった理由から、ひとまず夫の育休は取らずに、お互い仕事と育児を頑張っていくことにしました。
双子が赤ちゃんの時は、夫は1晩泊り勤務をして明朝に帰ってくるという生活リズムでした。なので、夫が勤務の日は1日ワンオペ。その時は何度も時計を見ながら夫の帰宅を待っていましたね。でも、丸1日ワンオペをした次の日は、夫が家にいる日になっていたので、自分の中で「とりあえず今日だけ頑張ろう」と思えていました。
オムツ替えやミルクなど、夫は一通りのお世話ができていましたね。私が育児に関してうまくできずに慌てていても、夫は「できなくて当たり前だよ」と言ってくれたので、気持ちの面で助けられることもありました。双子が4歳になった今、私の仕事がかなり忙しくなってきたので、夫が時短勤務をしてくれています。保育園へのお迎えやお風呂、夕食などのお世話をしてくれているのでとても助かっていますね。その時々で2人で話し合って、協力しながらやっています。
夫とは、出産前からお互いに言いたいことは言い合う仲でした。時にはケンカもしましたね。でも、双子を迎えてからは少し変わりました。お互いに考えを整理してから落ち着いて伝え合うようになったと思います。
双子が4歳になった今も、夫とはよく話をします。保育園への送迎は、私が朝に送り、夫が夕方に迎えに行くので、その時の双子の様子を1日の終わりに伝え合っていますね。双子がまだ赤ちゃんの時も、寝不足になりながら一緒に育児を頑張って、つらい時期も乗り越えてきたので、今は夫に対して戦友のような感覚を持っています。
毎朝出かける前に、家族4人でぎゅーっと抱きしめ合ってから家を出ます。双子がいつまでやってくれるか分からないけれど、私にとっては大切な日課ですね。これからも色々あるだろうけど、とりあえずみんなでご飯が一緒に食べられて、「ただいま、お帰り」が言えるお家だといいなと思っています。